「自分のルーツをたどってみたい」「ご先祖様ってどんな人だったんだろう?」
そんな思いから始まるのが “家系図作成” です。実はこれ、単なる趣味にとどまらず、歴史・教育・医療など、さまざまな分野と深くつながっているんです。
今回は、そんな「技術学研究(家系調査)」の目的を5つの視点からご紹介します。
家族の歴史を調べるときのインタビュー内容とは
家族の歴史を調べるとき、インタビューは貴重な情報源となりますが、家族や親戚にどんなことを質問すればいいのか分からないかも知れません。
そんなときは、ここに書かれている質問をしてみて下さい。
家紋がわからない…?確認方法とルーツの探し方
「うちの家紋って何だったっけ?」
ご先祖を調べはじめると、意外と多いのが「家紋が分からない」というお悩みです。
ここでは、家紋の調べ方から、ルーツの推測方法、分家との違いなどについて解説します。
苗字のルーツはどこから?「33のタイプ」で自分の苗字を知る
私たちが普段使っている苗字には、どんな由来があるのでしょうか?
実は、日本の苗字は**大きく33のタイプ(型)**に分類することができるのです。
苗字の80%以上は同一の地名から発祥した
我々が日常生活で使っている苗字は現在、30万種類ほどあるといわれていますが、この苗字の由来を知るには、いくつかの方法があります。
苗字のルーツ、名字との違い、そして「佐藤さん」は本当に親戚?
「私の苗字って、いつ決まったの?」「知り合いに同じ苗字の人が何人もいるけど、親戚なのかな?」
だれしも一度は疑問に思った内容ではないでしょうか?
今回は、苗字にまつわるよくある疑問を、歴史的背景とともにひも解いていきましょう。
ご先祖様が「武士だった」と聞いた方へ ~分限帳と戸籍から武士のルーツをたどる~
「うちは武士の家系だったらしい」という話を、家族や親戚から聞いたことがある方もいるかもしれません。
では、本当に自分の先祖が武士だったのかを確かめるには、どんな方法があるのでしょうか。
大正4年式戸籍の特徴 ~現代戸籍につながる、大きな転換点~
大正4年(1915)、日本の戸籍制度は再び大きな改正を迎え、「大正4年式戸籍」が導入されました。
この様式は昭和23年(1948)の新戸籍法が施行されるまで、約30年にわたり使われ続けました。
以下では、大正改正のポイントを分かりやすく解説します。
明治31年式戸籍の特徴ーーー近代国家の家族制度、ここに完成!
明治31年(1898)、明治民法の制定に合わせて戸籍法も大きく改正され、「明治31年式戸籍」が登場しました。
これはそれまでの明治19年式戸籍を一新したもので、大正3年(1914)まで使用されます。この新たな戸籍制度は、日本の近代的な家族観や法律制度を反映したもので、多くの重要な特徴を持っています。
明治19年式戸籍の特徴
明治19(1886)年10月に内務省は明治4(1871)年の戸籍法の細則を制定し、それに基づき新しい戸籍が作製されました。
この明治19年式戸籍を作製する際に用いられた明治5年式の戸籍を改製原戸籍といいます。
今回はその内容を解説していきたいと思います。
