「嫌い」

欠点に焦点があたる事。
相手は自分の2倍嫌っている。
人はそれぞれの人生があり、その中での置かれた環境・立場によって
変化している。自分が生きていくために環境へ適応するためだ。
その積み重ねが個性、物事の考え方、思考のくせ、価値観などである。
人と人なので好き嫌いがあるのは当然。
大事な事は「その人のこれまでの背景と現在の置かれた立場」を
認識しあう事である。
その次に理解できたら、「嫌い」ではなくなる。
だから、コミュニケーションをとり、置かれた立場を理解しあう仕組みが重要だ。

例えば、電車の中で子供達がさわいでいるのに注意しない父親がいるとする。
みかねた男性が、
「車内で大勢いるのだ。子供達を黙らせてもらえないか。」
と注意をした。

するとその父親は
「すみません。自分でもわかっているのですが。
 つい数分前、母親が交通事故で即死だと警察から電話があって。
 子供達へ何と伝えようかと、自分でもパニックになっていて。。。」
と話したという。

言葉だけでなく、雰囲気や状態でも察する事。
察するだけでは相手に伝わらない。
言葉や行動に起こす。

投稿者プロフィール

キム
キム
5代目製本業経営者。体を動かす事が趣味でジムに週5回通ってます。
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