社内コミュニケーションが大事という話はどの会社でも聞きます。
なんで大事なのか?
それを考えていたときに、ある本に出会い良い言葉をもらいました。
「私の仕事」を「私たちの仕事」にするため
いい言葉だなと思いました。
「私の仕事」では自分の担当仕事ができていれば良い。
逆にいえば、自分の担当範囲が決まっているからミスを起こしたくない。
結果、責任が自分に及ばないよう仕事を囲い隠してしまう。
これが「私たちの仕事」になると、全員が1つの目標に向かって
仕事をする事になる。
1人の目で行き届かないとこも、複数の目でみる事で格段に質が良くなる。
仲間のためにと仕事の姿勢も自発的になる。
これに至るために、必要なものが2つあると思う。
1つは「共通の目標」。
1つは「相互理解」。
「共通の目標」は、会社全体の目標であり、重点方針であり、
行動指針である。
うちでいえば「経営計画手帳」がこれにあたる。
「相互理解」は、社内でのランチ会(コロナ影響では中止中)などがあたる。
が、これは月1開催のため日常的ではない。
そこで、サンクスカードを社内で送り合う頻度をもう少し高めようと考えました。
忙しくなると、中々書きづらいサンクスカード。
それならば、書く時間を設けてしまおうと考えました。
毎週水曜日は「感謝の時間」と決め、朝15分間時間をもうけサンクスカードを書く時間をとりました。
始めた当初は、「感謝は感謝したい出来事が起きたそのときに行いたい」
「感謝はひねりだして書くものでない」という意見がでました。
しかしながら、それでも書く事、もう少しいえば「他者を理解すること」を
習慣化して欲しいと考え続けました。
たしかにサンクスカードを書くのは手間です。
ただの紙っきれです。
でも、もらうと嬉しいんです。
仲間が重いものを持っていたから、ドアを開けるの手伝う。
そのことでサンクスカードをもらう。
すると、「あっ、行動をちゃんと見ててくれたんだ。」と感じます。
その小さな小さな積み重ねが相互理解を含め「私たちの仕事」になる。
そう考えてます。
ちなみに、私はもらったサンクスカードを日記へ貼っています。
後で見返すとその出来事が脳で再生され、何度みても嬉しい気持ちになれます。
何より、自分が行動してきた軌跡となるので、自信にもつながるのです。
今後も続けていきたいと思います。
投稿者プロフィール
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5代目製本業経営者。体を動かす事が趣味でジムに週5回通ってます。
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