私たちのルーツを探ることは、昔から多くの人を魅了してきました。
「家系調査」「家系図の作成」「ルーツ調査」「先祖探し」など、呼び方はさまざま。最近では「ファミリーヒストリー」という言葉もよく使われるようになりました。
先祖調査の先進国といえばアメリカです。実はアメリカでは、先祖調査はガーデニングに次いで趣味人口が多いといわれています。関連するWebサイトのアクセス数は膨大で、その人気ぶりがうかがえます。
欧米では、先祖を調べる手法が学問として体系化されており、「系図学(Genealogy)」として大学でも教えられています。
図書館や公文書館には、自らのルーツをたどろうとする市民が多く訪れ、司書や学芸員にとっても系図学の知識は欠かせないスキルとされています。
日本でも近年、戸籍や古文書、地域資料をもとに先祖を調べる方が増えています。家族の歴史を知ることは、自分自身のルーツを知ることにつながり、世代を超えたつながりを感じられる貴重な時間になるでしょう。
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5代目製本業経営者。体を動かす事が趣味でジムに週5回通ってます。
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