最近直筆の手紙を書く機会が多くなった。
手紙が届くと丁寧なお礼をくださる事が多い。
20代のころは直筆の手紙なんて考えれなかった。
メール、ライン、メッセンジャー。
伝えるならこれで充分。
そう思っていたからだ。
それが悪いとはいわない。
しかし、肝心な「気持ち」の部分は伝わりにくい。
理由は、「その人らしさ」が伝わらないからだ。
皆、同じフォントで届くのだ。
その人らしい部分が伝わらない。
手紙や字を書かない世代が怖い。
この事が分からなくなるからだ。
本質は変わらずツールが変わるのよい。
しかし、本質が無くなるのは怖い。
先人たちが築きあげてきたものだ。
次世代へも受け継いでいきたい。
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5代目製本業経営者。体を動かす事が趣味でジムに週5回通ってます。
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