最近新聞や雑誌で「アジャイル型の開発」が取り上げられる事が多くなった。
「アジャイル型」とは、開発途中段階のものを市場へ投入し、顧客意見を取り入れながら修正を加えていく手法である。
元々はシステム開発の分野で使われてきた手法である。
対比されるのが「ウォーターフォール型」手法である。
ウォーターフォール = 滝 の如く仕様を決めて、開発して、テストして、市場へ投入といった
後戻りが難しい方法である。
ウォーターフォール型 → きっちり
アジャイル型 → 臨機応変
といったイメージかとおもう。
日本人は文化的にウォーターフォール型が好きだと思う。
仕事のやり方としても、こちらのほうが楽だ。
では、何でアジャイル型が流行ってきたのかを考えてみた。
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アジャイル型 = 未完成のものを提示する事で、
未完成 = 隙 があり、
隙 = ファンの入る場所がある
という結論に落ち着いた。
もちろん、その背景には、クラウドファンディング、SNSの発展、顧客嗜好の変化、技術進化など色々な要素はある。
簡単に言えば 利用者が商品開発へ関わりやすくなった という事である。
これまでは「製品 = 完成品」 というイメージで、あるものから選ぶという形だった。
これからは「製品 = 未完成 = 利用者と作る」というイメージで、自分が望む形に製品が寄り添ってくれる。
クラウドファンディングなど使えば、自分の商品を世に問いながら、バージョンアップしていく事もできる。
何だか面白い時代になったなと感じる。
クラウドファンディングやってみようかな、、、笑
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5代目製本業経営者。体を動かす事が趣味でジムに週5回通ってます。
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